読書嫌いが読んだ本について語るブログ

読書嫌いが読書好きを目指して日々読んだ本の内容をアウトプットするのを目標とします

『「苦しい」が「楽しい」に変わる本』(樺沢 紫苑)

 『読んだら忘れない読書術』が自分にとっては大変素晴らしい内容でしたので、思わずその作家のファンになってしましました。

 

それはさておき、本日は同著者の『「苦しい」が「楽しい」に変わる本』について語ろうと思います。

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苦しいものを「苦しい」と思ってしまうのは、それに対してネガティブなイメージを持ち、ネガティブな言葉を使い、「やらされ感」があるためです。「絶対やらなければ」という強迫観念的なものも同じことが言えるのではないでしょうか。

 

科学的には、このようにやらされ感を持ってしまうと、ノルアドレナリンというホルモンを作ってしまい、これが多大のストレスを引き起こす原因ともなるので、結局辛く感じたり、長続きできなくなるという訳です。

 

一方、自発的にやると逆にドーパミンという幸福ホルモンが分泌されるので、楽しみながら取り組むことができ、なおかつ集中力や効率も大幅に上げることができます。本書で取り上げたいくつかのメソッドとして

* 言葉をポジティブに言い換える

* 目標を設定する

* 目標を達成した自分をイメージする

* 目標を繰り返し確認する

* 自分にご褒美を与える

とあります。

 

その他私が、現在抱えている問題点としては、「他人と比較してしまう」ということです。これは現在自分が本来楽しみながらやるべきことに義務感を植えつけてしまい、さらに人間は他人の優れているところに目が行きがちで、劣等感を覚えてしまうことや、自信喪失に繋がりますので、苦しさを感じ、継続できなくなるわけです。まあ社会は何事も競争なので仕方がないですがね。しかし、この観念を追い払い、自分のペースで取り組むことを覚えるのも長期的に見て成功するためには重要ではないかと思います。

 

最後の最後で究極なストレスの解消法として睡眠・運動・休養が取り上げられているわけですが、これはまた今度の話。今回はかなり長くなりましたが、ここで終わりにさせていただきます。