『読んだら忘れない読書術』(樺沢 紫苑)
本日は樺沢紫苑著の『読んだら忘れない読書術』についての読書感想です。
一言で言えば素晴らしい。目からウロコです。読書についていろいろ新しい知見が生まれました。
人間は余裕がないほど読書をしないものですが、実際は読書をしたほうが圧倒的に効率がよく、速く物事が解決するそうです。当たり前の話かも知れませんが、意外とみなさんはできてないもので、くよくよ悩んだり、イライラしたりと知らずのうちに最も無駄な行動をとってしまうものですね。
最も強く印象に残ったことは、本を汚して読めということです。本を読むときはどうしても綺麗な状態で、書き込みなど一切しないもので、著者が言うには、読書の最終的な目標は結局自分の成長であって、意味のある読書をするためにはアウトプットは不可欠で、この手段の一つとして書き込みとか線引きをするものですね。あと今の私のようにブログで感想を書くとか。
読書をするにあたって、スキマ時間を利用するのは非常に有効だそうです。脳科学的に。詳述はしませんが、スキマ時間を全く活用する気になれなかった私も活用するしかないという気持ちにさせられました。
最後にユダヤ人の名言を一言だけ載せて終わりにしておきます。
「お金を貯めるな、知識を貯めよ」